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アマチュアミュージシャンいろんな日常


by loudguitar
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学校がへん

最近学校がへんだ。
もちろん前からへんだった。
でも自分の子供が今学校に通ってるから心配でたまらない。
自分のことだったら何とか対処できるんだけどね。
今娘は中3、いよいよ受験モード。
本人はまったくのほほんとしてるように見えるけど、内心はそうじゃないのかも。
ただ行動にまったく表れてないけれども(爆)
夏休み前、3年になってはじめての個人面談があったんだけど
先生は時間の都合もあったんだろうけど、受験のことしか話したくなさそうだった。
うちの子は1年2年とかなり学校生活において厳しい状況に置かれていて、今すごく落ち着いて学校に行ってるのは奇跡的な事なのだ。
そのことを話そうとしたらスルーされた。
まったく興味なさそうに『はあ』ってかんじで。
すぐさま私は『こいつに何言ってもムダ』と判断し、深く言及するのをやめたのだ。
学校の先生に対して何かを期待しちゃいけない。
いい先生っていうのも存在するけど、そうでないのも明らかに存在する。
しかも『いい先生』って言うのはその生徒ごとに違うんだからね。
私自身は高校の1,2年の担任には恵まれなかった。
自称熱血教師、ただ自分の価値観を押し付けるだけの人間。
そこから外れた子を『矯正』しようとしていた。たぶん善意において。
放っといてくれた方がマシだ。
あやうくドロップアウトしそうになった。
ただそんな時助けてくれた友人がいて、本人はそうだとは認識してなかっただろうけど、その時は確かにものすごく大事な、必要な一言だった。
そして3年の担任がいい先生だった…これがすごく救われた。
なんていうことのない、ベテランの国語教師。
私のちっちゃなちっちゃなこだわりを拾って認めてくれた。
好きなようにがんばりなさい、と。
こういうところがベテランの味なんだろうと思う。
ただ私に合っていたというだけのことだが。
私は自分で死んでしまう人に対してどうしても寛容になれない。
そのこと(死んだ人を許せないこと)で自分を一生責め続けることもわかっている。
でももうこんな事を経験するつもりはない。
自分の子供が死んでしまうことなんて絶対認めない。
たかが学校のことなんかで死ぬなと私は言いたい。
でも人にとってどんな小さなことでも本人にとってはそこが世界のすべてであり、何より重要な世界なんだと思う。
私が言えることは、人間好きな事はたくさん持ってるべきだということ。
何かがなくなったら他に何もない、なんて状況は作るべきじゃない。
生きてれば何かしらアクシデントがあって…大事なことや大事な人が否が応でももぎ取られてしまうことが起きてしまうものだから。
その時『何か別のもの』があれば生き続けられるのだよ。
by loudguitar | 2006-11-02 15:40 | その他